更なるきようさUPを目指して②
リーネさん♪ お願いっ!
ルルフェットは、ヴェリナード城の合成屋リーネの前で、合わせた両手に渾身の力を込めて、祈っていました。
ザルトラから、幾度となく風雷のいんろうを手に入れたルルフェットは、合成を重ね、すばやさ+きようさ5の効果が2個付くところまでたどり着きました。そして、手元に残った最後の風雷のいんろう1個をリーネに託したのでした。
しばらく祈っていたルルフェットの耳に、
『今ならどんな効果でも付けられちゃいそうだよ~!』
相変わらず楽しそうなリーネの声が響きました。
ルルフェットは思わず身を乗り出しカウンター越しにリーネの手を握りしめました。
「リーネさん!リーネさん!ありがと~っ!!」
リーネはニコニコとルルフェットを眺めていました。
合成は迷わず、すばやさ+きようさ5の効果を付けてもらい、ついに目標としていた風雷のいんろうのすばやさ+きようさ+15まで達しました。
「これで、盗賊のきようさをアップできるね。ワクワクするよ~。」
ルルフェットは、盗賊に転職し、風雷のいんろうを装備し直しました。
「よーし、試練の門にチャレンジしてみよう!」
そう決意したルルフェットは、きようさUPの効果を試すために、再び試練の門を訪れました。
次回、試練の門でどれぐらいゴールドが回収出来るかチャレンジします。
それにしても、風雷のいんろう、きようさの理論値に達するのに、15回くらい合成しました。
ザルトラを倒す為に、踊り子を強くし、短剣スキルも上げるように頑張りました^^
クイックシリーズの装備にすれば、もう少し、きようさも上がりますが、値段が高すぎます・・・。
きようさ729に達したので、ひとまず満足です!
きようさにくまん使えばもっと上がるので、試練の門へ行ってみましょう!
おさかなコインを交換しよう!
港町レンドアへ!!
『レンドア南で、おさかなコインを特別なアイテムと交換出来るよ。』
そう聞いたルルフェットは、ルーラストーンを取り出し、空へ掲げました。
レンドアに着くとすぐにポタンのところへ駆け寄り、
「ポタンさん♪ 交換できるもの見せて欲しいな。」
「どれを 交換しますー?」
一覧を見たルルフェットは、呼び寄せの筆が無いことにがっかりしながらも、溜めてあったおさかなコインを一気に消化し、全て交換しました。
ルルフェットは、ワクワクしながらさっそく交換した夢のアクセサリー箱を開きました。
「ぎんのロザリオか~。もう少し良いものが入っているとよかったのに・・・。白紙のカードの素材として錬金しよう。」
がっかりしながらも、次に黄金のアンクの箱を開き、セトのアンクが入っているのを確認したルルフェットは、ホッと胸をなでおろしました。
「これは、アクセサリー合成出来るから良かったよ。」
「おさかな釣るのを楽しんで、釣ったおさかなで交換出来るなんて、ほんとにありがたいな。次の交換まで、おさかなコインを貯めておかなくっちゃ。」
ルルフェットは、そう思いながら、アクセサリー合成するため、ヴェリナード城に向かいました。
おさかなコインは、常に交換出来るものがありますが、私は冒険者のおでかけ便利ツールで少しずつ貯めながら、交換時期を待つようになりました。忙しい方は、アクセサリー1個でも、もらえるのはありがたいですよね。
今回、全部で10万コイン必要でした。また次の交換まで、少しずつ貯めてみます。
更なるきようさUPを目指して①
盗賊って楽しい♪
ルルフェットは、盗賊として戦っている中で、胸の奥にあるワクワク感を抑えようか、それとも気持ちに素直になろうか迷っていました。でも、その迷いすらも楽しく感じている自分にも、気付いていました。
『レアな物が盗めたときって、気持ちいいな・・・。でも、通常の物を盗んでも、まものさん、ありがとうっていう感謝の気持ちは大事だよね。』
ルルフェットは自分の手を見つめながら、
『もう少し、うまく盗めるようになるために、きようさを上げるしかないよね。そのためには・・・うーん、レベルは十分だし、あとは装備を強化しないと・・・。』
『まずは、風雷のいんろうを手に入れて、きようさをあげよう!!』
きようさアップに関する情報を手に入れ、ザルトラとの戦いに挑む事を決意しました。
この時の為に、白紙のカードと、呼び寄せの筆を使わずに溜めていたルルフェットは、繰り返し錬金釜を取り出し、ザルトラ召喚符を錬金しました。
更にザルトラと戦うのに有効な踊り子に転職し、踊り子を極めるため、宝珠を集め、次々と戦いに身を投じます。
両手に短剣を携え、敵の間をすり抜け、華麗に舞うルルフェット。
戦うたびに、踊りのキレも増し、鮮やかに舞う姿を見た仲間も、同調するように気持ちがのってきました。
『荒ぶる神よ!皆に力を!!荒神の舞!!』
仲間のテンションもMaxに。
まさに踊り子の申し子と呼ばれるルルフェットが誕生した瞬間でした。
ピラミッドや試練の門で、戦い続け踊り子はたルルフェットは、あっという間にカンストし、 十分に力を付け、いよいよザルトラとの戦いに挑みます。
ヴァイパーファングとタナトスハントを駆使し、ザルトラに大きなダメージを与えていき、回復のララバイで回復を助けます。
目的が同じ仲間が集まれば、ザルトラといえど、余裕で倒すことが出来ました。
手に入れた風雷のいんろうを合成し、きようさアップの合成効果が出来ましたが、理論値にはまだまだです。 白紙のカードと、呼び寄せの筆を集めながら、少しずつ、きようさをアップさせていきたいと心に決めたルルフェットでした。
ザルトラを倒して、風雷のいんろうを手に入れていくのは、苦労しませんが、理論値に到達するのは、運も絡んでいるので、何回も挑戦が必要だな~って感じつつ、白紙のカードと、呼び寄せの筆を集めるのにも時間がかかるので、時間のない私には、遠い未来の話になってしまいそうです(#^.^#)
それでも、楽しみながら根気よく集めていきますよ~。
夢の中では・・・
少し休憩♫
「うーーーーんっ」と空を突き上げるように両手をグーにして、小さな背を伸ばしたルルフェットは、手を伸ばしたまま、後ろに倒れるように家の前にゴロンと寝ころびました。
「今日の戦いは、ちょっと危なかったな。仲間になってくれた戦士さんが、かばってくれなかったら、今頃こんなゆっくり出来ていなかったよな~。」
「でも、あの戦士さん。プクリポでちっちゃいのに、私をかばってくれて、かわいい上に、逞しくてステキだったよ~♫。あのかわいい顔が凛々しく見えちゃうんだもん。」
ルルフェットは、目をつぶって今日の戦いを振り返っていました。
「私はエルフだけど、プクリポだったら、どんな感じかな」
きっと、こんな感じ・・・
踊ったり・・・
ジャンプしたり・・・
それはそれで、楽しいんだろうな・・・
プクリポのアイドル!
ハッ(゜o゜)
「ダメダメ!妄想はここまで!」
「また明日からガンバロ~♫」
とはいえ、楽しい気分になったルルフェットでした。
ハロウィンイベントで、みなさんがカワイイというプクリポになってみましたが、ルルフェットという名前がしっくりきませんでした。(#^.^#)
(でも、髪の色は、いつもの色にしてみましたよ。)
やっぱり元々のキャラクターのイメージもあるからかなぁって思いました。
種族を変えたいって方もいるのかもしれませんが、私はエルフのルルフェットがしっくりきます。私はどちらかというと、人間の体の大きさを大人にしてしまったので、こどもに変えたいな~っていう希望があります。(^_^)
でも、このキャラクターに愛着を持っていますので、これからも楽しく冒険をします♪